2001年12月11日 更新
講座を開講するにあたって何が大変かというと、行き届いた内容にするための事前準備もそうですが、提出しなくてはいけない書類が沢山あることです。でも、普段から書いている書類ならともかくも、行政に提出する書類なんて、どんな風に書けばいいのか困ってしまいますよね。そんなときの参考にどうぞ。 |
目的視覚障害者がIT革命による情報通信の利便を等しくバリアフリーで享受できる環境づくりを保証し促進するためのパソコン講習会を実施することにより、一般のIT講習会に設置されているパソコン環境では表示されている情報を受け取ることからして困難な視覚障害者にパソコンに関する基礎技能を習得していただく機会を提供することを目的とする。 講座予定
内容 パソコンの基本操作、文字の入力、インターネットの利用、電子メールの送受信、 講座日程(予定) 平成13年11月18日(日)13時〜16時 |
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1.業務内容一般のパソコン講習会に設置されているパソコンでは、パソコンに関する技術を習得しにくい視覚障害者を対象に、情報通信技術(IT)講習を実施する。講習は個別指導で対応し、一人1台のパソコンが常時使用できる環境で行なう。業務内容には、講師の確保、講習会場の確保及び設営、講習会当日の受付を含める。 2.講習会場埼玉県立盲学校 3.講義内容 国が示す「IT基礎技能」に関する次の内容とする。 4.講習日程(平成13年11月から平成14年2月末まで) 視覚障害者等パソコン教室 5.受講人数10名程度 6.受講対象者 パソコンの操作が初めて、あるいはパソコン操作に慣れていない視覚障害者であって、県・市町村の開催する一般向けパソコン講習会での受講が困難な者。(他の講座を受講した者を除く) 7.講習期間おおむね3時間×4日間=12時間とするが、受講者一人に対して複数の講師をつけるなど手厚くきめの細かい講習を実施できる体制をとることで個別の受講者の希望に応じた時間の延長あるいは講習時間外での補習をするものとする。講習時間外の練習及び講習時間外での補習に必要なパソコンは受講者の希望に応じて無償貸与するものとする。なお、講習の際には途中休憩時間を適宜設けることとする。 8.講師講師12名(受講希望の状況に応じた増減があるものとする) 9.講習環境 (1)OSは、Windows98セカンド・エディションとする。 10.受講料 受講料はテキスト代も含み無料とする。 11.募集、応募受付及び決定事務埼玉視覚障害者の生活と権利を守る会が行なう。 12.提出書類 (1)受講受付簿 13.備考今回の講座は午後の開講であるが、視覚障害者のパソコンサポートができるボランティアが不足している現状に鑑み講座開催日の午前中に同じ会場を使用して「視覚障害者のためのパソコンサポートボランティア養成講座」(参加費無料)が講師陣のボランティアにより行なわれる。この養成講座に参加した者は、午後に開催されるIT講習会において実際に視覚障害者のためのパソコンサポートの研鑽を積むものとする。 |
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