2002年6月21日 更新
宛先 : sakado@ml.psv.org 坂戸パソコンボランティア代表の岩渕です。先月は、千代田中学校で開催した「小中高生のための夏!パソボラ体験講座」を坂戸市市長として見学においでくださり、ありがとうございました。あのとき市長さんが、障害者のコミュニケーション手段としてとても有効な道具であるパソコンの導入に関して力強く検討の開始を表明してくださり、とても心強く思ったものです。いずれ機会をいただいて、市長さんが検討してくださった成果をお教えいただければと思っています。 さて、先日、行なわれた「市民まつり」ですが、私たち坂戸パソコンボランティアも相談コーナーをもたせてもらい、それなりに有意義なときを過ごすことができたのではないかと思っております。 ただ、今回の「市民まつり」ですが、初めての試みとはいいながら、終わったあとの片付けに関しては、一考を要するのではないかと思います。 というのも、市民まつりの最中に坂戸パソボラブースにきていた私の娘(坂戸小学校→坂戸中学校)からこんなことを聞いたからです。 市民マラソンが終わった翌朝は、受付会場である坂戸中学校の校庭の掃除が大変だったと。明日の坂小で生徒たちがゴミ掃除をすることになるのではないか…とも心配をしていました。 それが頭にこびりついてしまって、翌朝7時に坂戸小学校に出向いてみたところ、市役所の皆様が校庭でゴミ拾いをしていました。自分が出したわけでも無いゴミを、生徒たちの登校前にと、市民の知らないところで拾っている姿に、偉いなぁと思ったものです。 ただ、出展したグループの一人として少しはお手伝いを…と、皆様が拾い終わった後を落ち穂拾い的に2時間半ほどかけて拾い歩いてみたところ、かなりの分量が残っておりました。 市役所の皆様の「見落としベスト10」としては、
こんなところでしょうか。もしかするとタバコを吸っている方の場合タバコのポイ捨てに慣れっこになっていることで、タバコの吸い殻をゴミとして認識できないのかもしれません。 裸足で元気に遊ぶかもしれない学校の校庭にあってほしくないでは、爪楊枝も梅干しの種もそうですが、画びょうの類いも落ちていました。小学生に校庭で発見してほしくないものとしては、金魚もです。 もし来年も小学校の校庭を会場とするおつもりなら、上記ベスト10を参考にしていただいて、こういったものを見落としていないかどうか気をつけながら拾っていただければとお伝えください。出勤前に駆り出されるわけですから大変だとは思いますが、自分たちの子どもなり孫なりが遊ぶ学ぶ校庭に落ちていてはいけないものを見過ごさないという視点に立てば、見えなかったものが見えてくると思います。校庭には小学生だけではなく幼児も来ているのです。その子たちが手にし口に入れるかもしれないのです。子どもたちの安全は大人たちの責任です。行政として小学校を会場にしたからには、安全な小学校として子どもたちにお返しください。 それから、ゴミの拾い方ですが、三々五々散らばって、ゴミを拾っていたように見えました。大雑把でも区域分けをして拾っていたのかもしれませんが、校庭に線を引いて拾っているわけではありませんので、どうしても拾い方が甘くなります。次回のときには校庭の端から全員1列に並び、一直線に数往復すれば、効率的かつ見落としなくゴミを拾えることと思います。 なお、今回のゴミ拾いをしながら思ったことですが、市民まつりへの出展をしたグループにはゴミ拾いへの参加を呼びかけても良かったのではないでしょうか。グループによっては朝の参加が難しいところもあるでしょうから「参加しなければならない」といったペナルティを感じさせる表現を避けた上で取り入れていただければと思います。 以上、ご検討いだだければ幸いです。 追伸 そもそも、小学校の敷地内での喫煙を、ことに、校庭での喫煙を坂戸小学校は、坂戸市教育委員会は、坂戸市は認めているのでしょうか? 坂戸パソコンボランティア http://www.sakado.psv.org 坂戸パソコンボランティア窓口 sakado-info@ml.psv.org |
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