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セドス.BAT ver.3

99.11.21「パソコン校正プロジェクト」スタート記念版

05年 9月 4日 更新

セドス.BATって?

 テキストファイルの中の改行を SED(セド)で削除し、XTR(エックスティーアール)で1行の文字数を全角120字詰めに整形するだけの、単なるバッチファイル。その前後に点字ワープロソフト「電筆」も使用するので、その2つの呼び出しも組み込んでいる。COMファイルや EXEファイルに化けさせて、いかにもプログラムっぽくしようかとも思ったけど、格好だけ憑けてもね (^_^;)

セドス.BATはどんなとき?

 「OCRで新聞をテキスト認識させ音声ソフトに読み上げさせたとするでしょ。そうすると1行が13字くらいだからそのたびにリターンキーを押さなくてはいけなくて指が疲れるのもさることながら、文章がブツブツと区切られてしまうので頭に入りにくい。文章の途中の改行が無くなって、自分にとって頭に入りやすい120字文字くらいの文章にまとまってくれるといいんだけどな」との声に応えて作ってみたものですので、「「OCRで新聞をテキスト認識させ音声ソフトに読み上げさせるとき」にお用いください。

 新聞に限らずOCRしたとき便利だと思います。整形後の1行の文字数は使いたい人に合わせて変えられますので、MS-DOSが判る身近な人に相談してみてください。

セドスって、どうして「セドス」なの?

 文章の中のある文字を任意の文字に一括置き換えするソフトであるSED(セド)を、DOS(ドス)で使うから「セドス」ってだけの単純ネーミング (^_^;)。あと、プログラム名を実在する名称にした場合、指の弾みで入力すると勝手に走りだして困るじゃない(そのへんをランニングするという意味ではない(笑))。単語登録するときの私の原則である「2文字以上かつ実在しない名称」に準じて付けています(まるっきし“考えなし”で付けたものではない!と言いたいらしい (^_^;))

セドスって、それだけしか出来ないの?

 実は、セドニというのもあって、こっちを使うと文章内のカッコの類いをスペースに置き換えるんだって。開発(カッコイー (笑))の切っ掛けとなった榊原陽一さんが文章を開いてから手動で置き換えているのを知って構想したもの。そんなのSEDなら簡単だし、セドスの延長で一発じゃん (^_^)

セドスするのに必要なものは?

  • 「セドス.BAT」そのものと
  • 置き換えテーブルである「W改削除.SED」と
  • SED.EXEと
  • XTR.EXE。

 最初のふたつは入っていますので、あとのふたつはインターネットで探してくださいね。

 なお、この「セドス.BAT」では、置き換えをするディレクトリや電筆のあるディレクトリを特定のディレクトリ名で記しています。「セドス.BAT」を使ってみたい人は、ご自分の使用環境に合わせて書き換えましょう。

セドス.BATの使い方

      ※但し、今回の「セドス.BAT」は榊原さんの使用環境に合わせて作成しましたので、「セドス」と「セ.TXT」「セ1.TXT」「ス.TXT」は、実際には半角文字での入力となります。

    1. プロンプトに「セドス」と入力しリターンすると「セドス.BAT」が起動します。
    2. 前回「セドス.BAT」を起動したときBドライブの UTLディレクトリ内に作られた全てのテキストファイルが削除されます。
    3. DPディレクトリに移動して電筆が起動するので、整形したいファイルを読み込みます。
    4. テキストファイルで保存を選び、ファイルの頭のドライブとディレクトリの指定を「b:\UTL」に変更してエンターします。
    5. 電筆を終了すると、以下、自動的にUTLディレクトリに移動し、保存したテキストファイル名を「セ.TXT」に変更し、SED.EXEによって改行が削除された「セ1.TXT」となり、XTR.EXEによって1行の文字数が全角120字に整形された「ス.TXT」となったところで、DPディレクトリに移動して、電筆が起動します(ここまで自動)。
    6. 文書更新で、「b:\UTL」エンターして、「ス.TXT」を選び、あとは読み上げさせるだけ。

以上、とっても簡単・・・なハズ(笑)

特別付録 セドニ.BATの使い方

  1. プロンプトに「セドニ」と入力しエンターすると「セドニ.BAT」が起動します。
  2. 以下、「セドス.BAT」と同じ操作で、カッコの類いがスペースに置き換わります。ねっ、簡単でしょ!

もうひとつオマケに セドサ.BAT

    1. プロンプトに「セドサ」と入力しエンターすると「セドサ.BAT」が起動します。
    2. 以下、「セドス.BAT」と同じだけど結果が違う。どう違うかというと、1行260文字で整形されるのではなく、文章内の「。」が入ったところで改行が入ります。つまり、音声読み上げソフトに読ませるとき、文の途中で改行が入らないので聞き手の思考の邪魔をしません。たぶん、こっちのほうが便利なような気がしますので、どーぞ、お試しを。

オマケのオマケに セドヨ.BAT

  1. プロンプトに「セドヨ」と入力しエンターすると「セドヨ.BAT」が起動します。
  2. 中身としては、「セドニ」と「セドサ」の複合版。カッコの類いが取れるのに加えて「。」のところで改行が入ります。これが一番使いやすいかもね。

1999年11月23日「勤労感謝の日」に

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