ふくしさいたま4月号より「人からひとへ」
2002年5月8日 掲載
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パソコンが日常生活用具になりました!誰にとっても便利なものであったがゆえに(障害者専用でなかったがゆえに)、パソコンを認めてこなかった厚労省が遂に認めたのです。 パソコンは、とても便利な道具です。とりわけ障害をもっている人にとってはコミュニケーションを飛躍的に拡大してくれる画期的な道具です。ところが、便利なハズのパソコンが使いにくい…。そこで登場したのが、障害のためパソコンが使いにくい人たちにパソコンサポートを行なうパソコンボランティア(パソボラ)です。今年度からパソコンボランティアの養成と派遣が埼玉県の事業としてスタートするという旬のボランティアでもあります。 パソボラの参加者には、パソコン初心者の人がけっこういます。最初は誰でも初心者!パソコンでは初心者でもパソコン以外ならベテランの人たちがパソボラの活動を支えています。できることをする、パソコンのことでなくても。それもまたパソボラなのです。 パソボラで素敵だなって思うのは、現地に出向かなくても電話やメールで“在宅ボランティア”ができること。最初は「助けて!」だった人がサポーターに育ったり、“助けてコール”を中継したりと、つながりのネットワークの中でボランティアができるのがパソボラの素晴らしいところです。 パソコンの知識ならパソボラをする中で増えていきます。大切なのは知識以上に気持ちです。ご一緒に、あなたもパソボラしませんか! 坂戸パソコンボランティア http://www.sakado.psv.org |
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