田中　徹二

（副代表）

日本点字図書館理事長

理事就任のご挨拶

1979年の年末だったと思います。国際障害者年を前に、民間の推進協議会を作ろうと有志が集まっていました。日赤本社の会議室でしたが、私はコーディネート役として動いていた故丸山一郎さんに、「盲人がだれもいないから来てよ」と誘われて出席しました。1980年、国際障害者年推進協議会がいよいよ発足してからは、大御所の故松井新二郎さんに表に出てもらい、私は陰で動いていました。

それから30年、長いお付き合いになりますが、障害者の世界の変遷を肌で感じてきました。ただ、現職の立場上もあるのですが、なかなか運動の渦の中には入れないでいます。皆様に申しわけないという思いと、障害当事者としての思いの狭間で悩んでいます。（たなか　てつじ）

役員、顧問体制へ