2002年6月21日 更新
宛先 : sakado@ml.psv.org 坂戸パソコンボランティア代表の岩渕です。先日は、この夏から坂戸パソボラが開催するボランティア養成講座の会場探しに際し、様々のご協力とアドバイスをありがとうございました。 さて、このたび届けられました、「第2回坂戸市民まつり実施計画」ですが、前年と同様私たち坂戸パソボラも参加すべく今年度の予定に「市民まつり」を組み込んでおりましたところ、今年度は前回と参加条件が大きく変わっておりました。ここまで変わっていると前年度と同じというわけにもいきませんので、定例会の席でもって参加するかどうかを話し合うことが必要です。これは、私たち坂戸パソボラ以外でも同様だと思います。参加条件にこのような大きな変更がある場合事前に伝えておくことが重要だと考えます。今後もあることですので坂戸市としてのお考えをお聞かせください。 次に今回の出店条件ですが、そもそも私たちは営利を目的とした団体ではありませんし店を出しているわけでもありませんので「出店」とひとくくりにされてしまうことには違和感を感じておりますが、そのことは置いておくにしても。 今回の参加費は営利を目的としていないボランティアグループには、かなりの金額です。テント1張り1万円も痛手ですが、パソボラではパソコンを置きますのでテーブルひとつにしても落下させないための奥行きが必要となりますので倍のテーブルが必要となります。障害をもった人にも使いやすいよう設定したパソコンの体験コーナーや相談コーナーを去年同様に行なおうとすると、椅子にしても両側に必要となりますので、これにも倍の数が必要となります。営利を目的としておりませんので、これらの出費は全て持ち出しとなります。坂戸市の社会福祉協議会を通して市民からの助成金を得て活動している私たち坂戸パソコンボランティアが、坂戸市主催の「市民まつり」に参加をするために坂戸市市民からの浄財を費やさなくてはならないことは、助成金の主旨からいっていかがなものでしょうか。市民からの貴重な浄財を坂戸市主催の行事に協力するために費やさなくてはならないという今回の決定が、どのような検討を経て決定されたのかを具体的にお聞かせください。 また、今回の参加費に関して、
とありますが、「将来にわたっても著しく安定した活動が見込めない等の団体」だということを認定するのは市役所のどの部署でしょうか。あるいは、参加をしようとしている団体に対して「将来にわたっても著しく安定した活動が見込めない」団体だという、ある意味では実に残酷な自己申告を求めているのでしょうか。坂戸市としてのお考えをお聞かせください。 そもそも、このような表現が坂戸市の公文書に用いられたこと自体にかなりの違和感を覚えます。今回の文書を起草した部門もそうですが今回の表現が坂戸市の公文書に用いられるまでには関係部署の中での協議を通過した上でのことだと思います。誰からもこういった指摘が出なかったということは、坂戸市はこのような目でもって「社会奉仕等の活動団体」を捉えているのだと思われかねません。今回の表現が採用されるに至った経緯を具体的にお教えください。 また、私たち坂戸パソコンボランティアといった坂戸市ボランティア連絡会に参加しているボランティアグループは坂戸市社会福祉協議会からボランティア活動に対する助成金をいただいているわけですが、私たちが今回の減額措置を申請した場合、「将来にわたっても著しく安定した活動が見込めない等の団体」に対し坂戸市社会福祉協議会が助成していることになります。今回の「市民まつり」の実行委員長に就任される伊利市長は、坂戸市での安定したボランティア活動が予想されるからこそボランティアグループへの助成を決定した坂戸市社会福祉協議会会長でもありますので、伊利市長ご自身のご見解をお示しください。 なお、今回の翌日の会場清掃に関してですが、 まつり終了の翌日、会場内の清掃を行いますので出店団体から、各2名の参加協力をお願いします。 とあります。これについては、去年の9月に「市長への手紙」としてメールを送ったことの反映だと受け取っています。
但し、このときのメールにも書きましたが、グループによっては参加することが難しいところもあると思っています。ところが今回の参加申込書では2名の名前の記入が求められています。これは、清掃への参加が参加の条件ということでしょうか。「市民まつり」だからこそ、そしてボランティアとしてテントを置かせてもらっているからこそ、ボランティアとして清掃の参加だと思っています。場所代を支払い、売り上げの10%を徴収し、その上に会場の清掃参加が条件というのはすんなりと納得がいくことではありません。会場清掃への参加を参加条件としたことの坂戸市としてのお考えをお聞かせください。 最後に、前回の「市民まつり」の終了後、「市長への手紙」として、
と質問をしたわけですが、未だに伊利市長からのご回答をいただいておりません。「広報さかど」によれば、「市長への手紙」に関しては通例1ヶ月ほどで回答をしているとあったように思います。私からのメールは坂戸パソコンボランティア会員全員にも届いておりますので伊利市長にだけ届かなかったとは考えられません。去年の「ふれあい広場」実行委員会の席で「市民まつり」に関してお出ししたメールを前提として質問したときも、伊利市長はうなずいておりましたので、届いていることは確実だと思います。何ゆえにご回答いただけないでいるのかをご調査いただくと共に、
についても、坂戸小学校として、坂戸市教育委員会として、坂戸市としてのご見解をお示しください。 以上、8点について、坂戸市としてのご回答をよろしくお願いします。 坂戸パソコンボランティア http://www.sakado.psv.org 坂戸パソコンボランティア窓口 sakado-info@ml.psv.org |
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