日本障害者協議会 Japan Council on Disability
08年8月29日更新
早いもので障害者運動に関わって30年以上が経ちます。養護学校を卒業してすぐに東京青い芝の会に関わり、その後介護していた母親が体調を崩したことから、清瀬の身体障害者療護施設に入りました。多くの仲間たちと出会い、施設の中で自治会活動を行いました。
1981年には、「完全参加と平等」をテーマに国際障害者年があり、それを契機に日本の障害者政策の舵取りが大きく方向転換していったような気がします。しかし、未だに多くの施設の中で、障害の重い人たちの自由のない無権利状態に置かれているなど、本質的な状況はほとんど好転していません。そんな中で、「障害者自立支援法」が施行され、多くの仲間たちにとって、日々の生活はより深刻なものとなろうとしています。
JDをはじめ、多くの仲間たちと力を合わせ、夢をもって生きられる世の中にしていきたいと思っています。よろしくお願いします。(おおた しゅうへい)