日本障害者協議会 Japan Council on Disability
08年8月30日更新
日本障害フォーラム(略称 JDF)は、このたび国連で採択された障害者権利条約を日本国内に広く普及し、障害のある人びとの社会参加を推進していくために、 「イエローリボン運動」を提唱いたします。
「障害のある人々は同年齢の市民と同等の権利をもっている」と国連が宣言したのは1975年のことです。30年の歳月を経た2006年、障害者権利宣言は、これを実現するための国際条約=障害者権利条約として実を結びました。
障害者権利条約は、障害のある人が人としての尊厳を尊重され、社会生活のあらゆる面で権利が保障されることを国際的に約束したものです。どんなに重い障害があっても、住みなれたまちで、心ゆたかにその人らしく暮らし、学び、働くことができる、権利条約はそうした社会をめざしています。
「イエローリボン」は、障害者権利条約の内容を広く市民のみなさんに知っていただき、日本での条約批准をめざすためのシンボルマークともなるものです。「イエローリボン」を通じて、すべての人がともに生きる社会を実現したいと考え、つぎの取り組みを提案します。
1.上記趣旨のシンボルとしてのイエローリボンバッジを普及します
1.障害者権利条約が日本で批准されるまでを第一次普及期間とします
ぜひ、皆さんもイエローリボンバッジを身につけて、イエローリボン(障害のある人びとの、その人らしい自立と社会参加をめざす)運動にご参加ください。また、イエローリボンバッジを全国各地に広めていきましょう!