日本障害者協議会 Japan Council on Disability
08年8月29日更新
日本点字図書館理事長
私が視覚障害者の集まりだけでない障害者の会活動に加わったのは、まだ学生のころです。当時、横浜国大の学生で、箱根の早雲山のがけ崩れに巻き込まれ大腿切断した手塚直樹さんに誘われ、何人かの障害大学生の会に参加しました。
その後は病院のリハビリテーション部門や東京都心身障害者福祉センターで、さまざまな障害者と会うようになり、視覚障害者の中だけにいたのでは、問題の解決を導き出すことはできないと思うようになりました。
丸山副代表に誘われて、国際障害者年推進協議会の当初から参加したのも、そんな思いがあったからです。そのままJDにつながったわけですが、施設の責任者になってジレンマを感じるのは、運動にストレートに参加できないということです。どうしても一歩引いてしまうところがあって、JDの皆様には足手まといになるのではないかと、いつも悩んでいます。(たなか てつじ)