さくら

14年4月2日 更新

3月31日 高麗川河川敷の桜

百人一首の中に桜にちなんだ歌が6首あります。私が好きなのは
「いにしへの奈良の都の八重桜 けふ九重ににほひぬるかな」

他に

  • 花の色はうつりにけりないたづらに
    わが身世にふるながめせしまに
  • 久方の光のどけき春の日に しづこころなく花の散るらむ
  • もろともにあはれとも思へ山桜 花よりほかに知る人もなし
  • 高砂の尾上の桜咲きにけり 外山の霞立たずもあらなむ
  • 花さそふ嵐の庭の雪ならで ふりゆくものはわが身なりけり

どれもはかなくて、悲しげ。
今年は特に桜の季節が短かった気がします。

(写真の上にカーソルを置いてください)