偶然、『簡単かわいい「豆本」の作り方』というサイトを見つけました。
おしゃれで、作り方も丁寧に説明されていて、読み進めていくうちに俄然その気になり、
まずは本の中身を作らなければ……。 そうだ、百人一首にしよう!
書体はどうしよう、挿絵も入れたい、ワクワクしながら作り始めたのですが、
桜や梅や紅葉は描けても、平安時代や鎌倉時代に因んだ絵ってどんなの?
娘が使っていた日本史の教科書を眺めていて、『蒔絵』という言葉を見つけました。
そこから、リレーのように様々なキーワードが見つかりました。
襲の色目(かさねのいろめ)、有職文様(ゆうそくもんよう)、浮線綾(ふせんりょう)、
青海波(せいがいは)、七宝(しっぽう)、麻の葉(あさのは)、波千鳥、波兎。
春の七草、秋の七草も覚えました。
『Excel』で一覧表を作り、『Word』でページの割り振りをし、プリントアウト。
二つ折り、25枚の紙を重ねてみました。
かなりの厚みにすこし不安になり、上下巻にしようかなと思案中。
文具店に千代紙を見に行ったりしているのですが、なぜか先に進めない…
なので、先に「キリカママのももいろがようし」に載せることにしました。
全て、歌に因んだカットというわけにはいかず、雰囲気で押し切ったところもあり、
まだまだ改良の余地あり、です。